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「むにむに」

第571号 WISC-IV 知能検査におけるワーキングメモリー

皆様、こんにちは。

親子DE発達凸凹86、指導員の大澤です。

早いもので、6月に入りましたね。6月といえば梅雨ですね。ジメジメした日が続き、外出の機会も少なくなり、心も暗くなりがちかもしれませんね。しかし、嫌なことばかりではありません。この時期は新しい命が芽吹くためのとても大切な時期です。梅雨の雨は、紫陽花・ユリ・カスミソウなど綺麗な植物達が育つための恵みの雨とも言われています。晴れ間を見つけて外に出てみると、可愛い植物達に出会えて少し心が明るくなるかもしれまんね!

さて、本日はWISC-IV知能検査において、ワーキングメモリー(WMI)指標数が低いと診断を受けたお子様の特性と合理的配慮についてのお話です。ワーキングメモリー(WMI)とは、「短期的に物事を記憶する力」を差します。この能力が低いと、「口頭の指示が理解できない」

「口頭の指示が記憶できない」

「会話が噛み合わないことがある」

「質問の内容と回答ズレる」

「集中力がすぐに切れる」

などの特性が見られます。このような症状が見られた場合の合理的配慮として

・聴覚ではなく、視覚から情報を入れる(絵・イラスト・写真の使用)

・聴覚からの情報はシンプルにする

・分かりやすいことば(単語)で伝える

・代名詞ではなく、具体的な単語を用いる

・分かりやすい例に置き換えて伝える

・外界の刺激を調整し、環境に配慮する

などが挙げられます。86では、このようなお子様に対して、得意を伸ばし、苦手を克服するための学習メニューを組み立て、お子様の負担を最大限まで減らした学習指導を行なっています。気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をお待ちしております。

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