「むにむに」
第66号 感情に支配される落とし穴 ~金沢から発達障害について考えます~
皆様、おはようございます。
代表 小坂治美です。
金沢は、暑さも少し落ち着いて、ここ何日かは、過ごしやすい日が続いております。
皆様、体調など崩されていませんか。
さて、今日は「不安・怒り・不満・孤独」の感情についてお話しさせて頂きます。
毎日の生活の中で、必ずこの感情は、出てくることがあると思います。
人は、感情があるのが当たり前ですが、この感情に支配されてしまったのでは、面白くありません。
私が習った心理学の先生は、「自分の中に負の感情があるから、その感情を気づかせるために出来事があるのだ」と教えて下さいました。
どういうことかと言うと、例えば「信号待ちをしていたら、突然車がぶつかってきた。」これは、明らかに腹が立ってもおかしくないことです。
しかし、そこに怒り(という感情)が無ければ、「車がぶつかってきた」だけで終わるそうなのです。
私は、ここまでおおらかにはいきませんが、実際に「感情に支配される落とし穴」ということを学んでからは、いちいち引っかかる事が、随分と減りました。
何かの感情が湧いてきたら、その感情を上げる要因が自分にあると思えばいいのです。
うちのスタッフの中に、「不安」が強烈にあり、口を開けば不安な事ばかりを発する者が居ます。
その為、周りのスタッフも苛立ち始め、一気に場の空気が悪くなる… ということがありました。
この時に、先ず見なければいけないのが、「自分の中に不安が充満している」という事実です。
そして、その「不安」をひたすら何もする事なく、モヤモヤと味わっていくと、それが少しずつ小さくなっていくのです。何回も何回も繰り返し、「不安」を感じるのです。
〇〇出来ないから「不安」なのではなく、「不安」があるから、「出来ない」「無理」という発想に走ってしまうのです。
発達凸凹学習塾86(はる)では、こうしたメンタルトレーニングも行なっています。
このメンタルトレーニングに興味のある方は、是非一度ご来塾下さい。
大人が感情に飲み込まれていたのでは、子どもとのコミニュケーションは、上手くいきません。
どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。