「むにむに」
第605号 GSゲーム「言葉作りゲーム」
皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。
年が明けてあっというまに1ヶ月が経とうとしています。インフルエンザなどの感染症も流行り、そして災害もありと心身ともに疲労が大きいのではないでしょうか。そんな中でも、86の子どもたちの成長や笑顔、保護者と子どもの成長を共感できることがとても嬉しく、元気をもらえます。
今回は子どもたちがゲームを楽しんでいる様子をお話させていただきます。
86では学習の最後にGS(グッドスマイル)ゲームというみんなでゲームを楽しむ時間があります。子どもたちにとっては、勉強が終わり楽しい時間「ご褒美タイム」になっていますが、“ゲームのルールを守る”“友だちとのコミュニケーションをとる”など学ぶことはたくさんあります。
今月のゲームは『言葉作りゲーム』です。「名詞」「動詞」「形容詞」「助詞」「擬音語」の5種類のカードから文章を作ります。1回に5種類のカードを1枚ずつ引き、カードの単語を取りいれた分だけポイントになり、合計のポイントが多い人が勝ちというルールです。文章の判定も、子ども同士で行いました。
まず、5種類のカードをめくるところから、どんな単語がでてくるのかワクワクしている姿が可愛らしかったです。出てきた単語をとりあえずつなげて読み「お兄さん、が、泳ぐ、スラスラ、大きい。」そして笑い合う。という子ども同士の変わった楽しみ方も見られました。
文章作りは、最初はポイントを稼ぎたくて、無理やりつなげた文が多かったですが、子どもの判定は甘くはなく、「最初の方は良かったけど最後の分は意味分からないよ~。」とポイントゲットならず。しかしその甲斐あってか、回を重ねるごとに文章作りも上手になっていました。
「おお~!その文は良いと思う。」と褒めてくれる言葉や「この単語は違うけど、この単語ならいけるんじゃない!」と教え合ったり、「発表してもいいよ!」と声をかけてくれたり、子ども同士のコミュニケーションもたくさん見られた時間になりました。