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「むにむに」

第606号 86に通って2か月で大きな変化

こんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の中村です。お正月の震災から約1か月が経ちました。温かいご飯を食べ、暖かい布団で眠れるだけで、毎日幸せだと噛みしめています。能登の少しでも早い復興をお祈りいたします。

今年度に入り、有難いことに幼児さんの利用が10名以上増えました。幼児さんはほとんどの方が週2、週3で利用してくださっています。そのおかげもあり、すごく療育の成長のスピードが速いです。

秋頃に86に入所した2歳児のお子様がいました。発語がほとんどなく、発語を増やしたいという思いで利用開始されました。86の療育は母子分離で行っているので、初めはお母様と離れるだけでも、大泣きしていて、最初から最後まで泣いている日もありました。ですが、好きな玩具で一緒に遊んだり、ふれあい遊びをしたりすることで、スタッフや新しい環境にもすぐに慣れ、2週間後には笑顔で母子分離もできるようになりました。そこから、週3、4回のペースで86に通い、要求言語(例「ちょうだい」「して」「〇〇したい」)の療育を行ったり、お子様の好きなキャラクターを使って色塗りやシール貼りの手先の運動をしたり、とにかくふれあい遊びを行い、声を出すことを促しました。

すると約2か月経った時、好きなキャラクターの色塗りをしながら「あお」「あか」と言えるようになりました。また、音声模倣もできるようになり、「あ」と言えば「あ」と発音し、繰り返し練習できるようになりました。僅か2か月で大きな変化だと思います。音声模倣ができるようになってくると、「あめ」「りんご」など、音を組み合わせた、2音節、3音節の単語の練習もできるようになり、どんどん語彙数が増えてきます。今後のお子様の成長も、とても楽しみです。

何よりお子様の成長を感じて喜んでいる保護者様を見ると、とても嬉しいです。そして「すごいね!」「頑張ったね!」と保護者様に褒められると、さらにお子様も嬉しそうににっこり笑います。まさにその瞬間にお子様の「自分はできるんだ」「次も頑張ろう」という自己肯定感が高まります。

 ぜひ少しでもお子様の発達について、不安を抱えている保護者様がおいでましたら、お気軽にご相談ください。

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