第579号　シンプルに過ごす

みなさま、こんにちは。児童発達支援管理責任者の安部です。どんよりとすっきりしない日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、視覚過敏という一つの障害のお話をさせていただきます。
視覚過敏とは、例えば白いものが光って見ることで、そこに意識がいってしまい集中力が切れてしまうなどといった障害です。
最近８６では、視覚過敏のお子様に対し、指導中の環境に一つの工夫を行いました。その工夫とは、学習室の壁に貼ってあった塗り絵など、目に刺激になるものを外し、シンプルな環境を整えたのです。
すると、なんということでしょう！
たったそれだけのことで、お子様の様子に変化が表れ、集中して学習に取り組めるようになったのです！

この事例を通し、私たちスタッフも改めて環境を整えることの大切さを実感いたしました。
情報過多のこの時代、なかなか難しいとは思いますが、ご家庭でも一度、「視覚からの情報を減らし、シンプルに過ごす」ことを心がけてみてください。
お子様の様子のみならず、ご家族の日常生活において何かしらの変化がみられるかもしれません。

また、少しでも気になる方、心当たりのがいらっしゃいましたら、是非一度８６にご相談ください。

私たちにもお子様の成長を一緒に応援させてください！