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「むにむに」

第580号 PSI 処理速度指標

皆様、こんにちは。

親子DE発達凸凹86、指導員の大澤です。

長かった梅雨もようやく明けて、夏本番ですね。8月といえば夏休み!夏祭りに花火大会、海、プール!!などなど、楽しいイベントが沢山ですね!この夏を謳歌するために、食事・睡眠・エアコンなどの温度調節を意識し、体調には十分気を付けたいですね!

さて、本日はWISC-IV知能検査において、処理速度(PSI)指標数が低いと診断を受けたお子様の特徴と合理的配慮についてのお話です。処理速度(PSI)とは、「視覚で捉えた短期的な情報を二次元的に処理する力」を差します。この能力が低いと、「視覚情報の認識の苦手」「同時処理の苦手」「視覚情報の記憶の苦手」「描写処理の苦手」「集中力の継続の苦手」などの特性が見られます。このような症状が見られた場合の合理的配慮として、

・板書をノートにとる時間を十分に与える

・板書をノートに取る量を減らす

・視覚からの情報はシンプルにする

・文字をできるだけ大きく書く

・内容を理解させてからノートを取らせる

・わかりやすい言葉(単語)を板書させる

・ノートをとる際、聴覚情報は与えない

などが挙げられます。86では、このようなお子様の障害特性をスタッフ全員が理解し、得意を伸ばし苦手を克服するための学習メニューを組み立て、お子様の負担を最大限まで減らした学習指導を行なっています。気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をお待ちしております。

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