第578号　ビジョントレーニング

皆さんこんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の松井です。

子どもたちにとって待ちに待った夏休みがスタートしましたね。今年の夏も暑いので、熱中症対策をしながらも思いきり夏を満喫して下さい。素敵な夏の思い出が増えると良いですね。

さて、本日は86の学習の1つであるビジョントレーニングの様子をお話させていただきます。

※ビジョントレーニングとは、見ることに関連するさまざまな能力や機能（動体視力、立体視能力、両目の協調機能など）を向上させるトレーニングです。

7月は「追従性眼球運動」でいろいろな線を眼で追う動きを行い、対象物に対する視線を滑らかに合わせたり、形の輪郭、動いているものを正確に捉えたりするトレーニングを実施しています。

日常生活において、①文字や図形をきれいに書ける②ハサミを使って切ったり、折り紙を折ったりすることが上手になる③球技が得意になるなどの効果があります。

子どもたちにも「①②③の事柄が上手になるよ！」と伝えて、簡単なレベルから少しずつ難しいレベルにも挑戦しました。苦手な子は、「目が疲れてきた」と目を動かすことに苦戦していましたが、顔を動かさないように眼だけを動かして見る意識を持ちながら頑張っていました。

大人の皆様も普段は無意識に視線を合わせていますが、たまには眼球運動をしてお子様と一緒に『見る力』をトレーニングしてみて下さい。