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「むにむに」

第402号 子どもの5月病? ~ チャイルドカウンセラー中村が語る発達凸凹な子育て(82)~

2021年05月8日

皆様,こんにちは。
MOYUスタッフ,チャイルドカウンセラーの中村です。

ゴールデンウィークが明け、朝の登校が始まりましたが、子どもさんのご様子はいかがでしょうか。

毎年、連休明けの時期に朝起きられない、頭痛、腹痛で学校を休むと午後から調子が良くなる日が続く子どもが増えるといわれています。

学校が休みの間に生活が不規則となり「睡眠相互後遺症候群」という時差ぼけになることがあり、改善されても成長期の子どもの場合、朝を中心とした体調不良が続くことがよくあります。
その原因として多いのが「起立性調節障害」です。

ゴールデンウィーク明けより不登校になった次男は、後に「ADHD(注意欠如多動性障害)」と「起立性調節障害」の中の一つである「起立性低血圧症」の診断を受けました。

「起立性調節障害」は、朝  起床しても自律神経が就寝モードから活動モードにうまく切り替わらず、頭痛や腹痛などの症状がでてきます。
さらに,さまざまな精神的ストレスで悪化することが知られていますが、周囲の大人の理解によって安心し,症状軽減につながるということです。

午前中調子が悪くて学校に行きたがらないのに夜は元気になると、病気とは思えないかもしれませんが、仮病や怠け甘えではなく「起立性調節障害」という病気の可能性があります。

どうか不登校になってしまう前に異変に気付いてあげて、的確な対応により症状軽減になることを願います。

 

当塾の「全集中トレーニング(運動プログラム)」の様子です!

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