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「むにむに」

第386号 療育は早期発見、早期対応が重要

皆様、こんにちは。
学習塾MOYU、発達凸凹86(はる)担当講師の中村百香です。

3月11日は10年前、東日本大震災があった日でした。
石川県にいた私も、ニュースを見ながらとても恐怖を感じたのをはっきりと覚えています。
現在、街の復興は進んでいるが、心の復興はまだまだというのをテレビで見て、胸が苦しくなりました。
被害にあわれた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

先日、私の娘の1歳半健診がありました。
当日までは、『うちの子は大丈夫かな?』とドキドキしていました。
きっと、1歳半健診や3歳半健診を受けられる保護者様の中にも、私と同じようにドキドキしていた方も多いのではないでしょうか。

今、注目されているのが、「就学時健康診断」です。
就学時健診の目的は3つあります。

(1)児童とその保護者が、児童本人の健康状態について、関心を寄せ認識する
(2)疾病や異常を発見し、必要な治療や支援につなげる
(3)健診結果を就学先判断材料のひとつとして活用する

上記のように、とても大きな役割があります。

しかし「就学時健康診断」が行われていない市町村もあるのが現状です。
行われたとしてもほとんどは、年長児の10月頃です。そこで発見されても、就学までには数カ月しかありません。

保護者様が『あれ?うちの子は他の子となんか違う…』『うちの子はなぜか育てにくい…』と感じていても、その子の特性について配慮ができないまま就学になってしまうケースが多いのです。

就学時健康診断もありますが、その前には1歳半健診や3歳半健診があります。
何か保護者様の中で不安なことがあれば、躊躇なく健診時に専門の方に質問してみたら良いと思います。

子どもの成長において、療育において、もっとも大切なことは【早期発見、早期対応】です。
実際、今まで私が職場などで見てきた子どもたちも、対応は早ければ早いほど成長も著しく、スムーズに就学していきました。
福祉先進国のカナダでは、1歳から療育を受ける環境が整っているそうです。
今3歳児前からの【超早期発見、超早期対応】も注目され始めています。

86でも幼児さんの発達の気になるお子様の相談を受け付けております。

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