第306号　お姉ちゃんになる為の試練 ～ チャイルドカウンセラー中村が語る 発達凸凹な子育て（58）～

皆様，こんにちは。
MOYUスタッフ，チャイルドカウンセラーの中村です。

お陰様で先日、私にとって3人目の孫が無事に誕生しました。
改めて医療従事者の皆様に感謝申し上げます。

長女の第二子となり
お姉ちゃんにそっくりな女の子の誕生に、
私は今からお揃いのワンピース姿などを想像するだけで、可愛さが倍増しています。

そして、2歳でお姉ちゃんになった初孫ちゃんは、入院中のママと離れる時間の寂しさと必死にたたかっています。涙涙…


我が家も第二子である長男が生まれた時は、
長女が5歳で、しっかり者でお世話好きな女の子でした。
ところが、お姉ちゃんになる事を楽しみにしていたはずなのに、
弟が生まれた途端、居場所を失ったかのように、祖母の背後にくっついて回って私の側にも来れない状態になっていました。

さらに、甘えて今まで出来ていた事まで出来なくなり、いわゆる「赤ちゃん返り」になってしまったのです。

正に、「ママトレ」でいう「注目」を受けたい行動でした。
ここは、親子とも試練の始まりですが、子どもの行動の意味がわかっていたら、お姉ちゃんに対してもっと優しく、「ほめポイント」を見つけながら接することが出来たのに
と後悔の念も湧いてきて、ますます「ママトレ」の必要性を感じています。

そして今は、祖母として冷静に見れる立場となり、
最初は不安な顔をしていた初孫ちゃんが、
一日一日としっかりとした表情に変わって行く姿に感動しています。


姉妹の母になったママと
小さなお姉ちゃんへ
頑張れー！