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「むにむに」

第196号 「大丈夫」はホント? ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2019年09月14日

皆様、こんにちは。
発達凸凹学習塾86(はる)主任の谷口啓子です。

千葉県での台風による被害、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を願っております。

発達障害・グレーゾーン(=発達凸凹)のお子様を育てる上で,「連携」は非常に大切です。
家庭,学校,学童クラブ,習い事,相談機関,病院etc.が同じゴールに向かってお子様をサポートできたならば,どんなにか自己肯定感高く育つでしょう。
しかし,現実には,それぞれの環境で見せるお子様の様子が違うこともあり,「気にしなくて大丈夫ですよ。考えすぎですよ。」と言われることが多いです。

残念ながら,私の元職場でもある学校においても,まだまだ発達障害への理解が浸透しておらず,「お母さん,気にしすぎですよ」という対応をされることがあるようです。
特に低学年の時に,全く心配のいらない行動を取っている場合,無理(過剰適応)をしていることがあり、3年生くらいになると,急に「学校に行きたくない!」と言い出すことも少なくありません。

お子様の困り感を察知してくれる方がいたら、まずはその方の声に,素直に耳を傾けてください。

また,発達障害と診断する際の一つの基準として「2つ以上の場所で同じ困り感が出ている」ということがあります。
学校以外のどこか他の場所でもお子様がサインを出していないか,調べてみてください。
特に,グレーゾーンのお子様は,見落とされがちです。

私達大人の「気づき力」が,お子様の未来を作ります。
一人ひとりが「出会いの意味」を考えることができたなら,もっと豊かな人生を造り上げることができるのではないでしょうか。

 

86(はる)では、ペアレントトレーニングのムービー講座も開講しておりますので、ぜひご覧ください。

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