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「むにむに」

第182号 お子様の発想力は無限 〜金沢から発達障害について考えます〜

2019年08月11日

皆様、こんにちは。
発達凸凹学習塾86(はる)塾長の、谷口一登です。

夏の甲子園が始まりました。
私の母校の星稜高校は、旭川大学高校に1ー0で勝ち、二回戦に駒を進めました。
一日でも長く、甲子園で野球をして欲しいです。応援しています!


さて、先日の通塾の様子です。

学習の後半の科学実験で「プラトンボ作り」をした時のことです。

通常ですと、この羽の折り目(画像1枚目参照)の角度や方向を変えることで、より高く、遠くに飛ばすにはどうしたらよいか…と考えるのですが、今日のお子様は、そのさらに上を行きました!

ひとしきり折り目を変えて飛ばしてみた後で、「これ(羽を)2個にしたら、もっと飛ぶんでない?」と。
その発想はありませんでした。

早速やってみたところ、1個よりも高くは上がりませんでしたが、滞空時間が長いことが分かりました。

「何で、1個よりも高く上がらないのだと思う?」
疑問は広がります。

「じゃぁ3つにして試してみよう!」

ということで、羽を3個にしたら、これまた2個よりも高くは上がりません。
そこで分かったことが「羽の重さ(自重)で高く上がらなかったんだ」ということでした。

対空時間については、時間が足りなく追求できませんでしたが、お子様の「こうしてみたらどうなる?」という気づきが、実験により深みを持たせてくれます。

副産物で、何度も実験していると羽の取付がだんだん甘くなり、羽を2個、3個にすると、途中で羽が分離して、プラトンボを2つ、3つ飛ばしているような現象に!
これはこれで、お子様大興奮!(笑)

非常に楽しいひと時となりました。

お子様の発想力は、限りありません。
身の回りのちょっとした現象に「あれ、何でだろう?」「不思議だな…」という科学の目を向けられる。そんなお子様を育てたい…と願う毎日です。


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