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「むにむに」

第156号 本当の幸せとは ~金沢から発達障害について考えます~

2019年06月25日

皆様,おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)主任の谷口啓子です。

6月23日は,沖縄・慰霊の日。
太平洋戦争末期に、20万人超が犠牲になった沖縄戦の終結から、今年で74年目を迎えるそうです。
 
私の大叔父も犠牲になった一人です。
祖父母ともに多くを語る人ではありませんでしたが,仏間にある遺影の中で、一人だけ若い大叔父を見るたびに,確かに我が家にも戦争の歴史があったのだと感じます。

今回の沖縄全戦没者追悼式で、小学6年生の山内玲奈さんが朗読した「平和の詩」(自作)はもう読まれましたでしょうか。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-941638.html

私は,山内さんのおかげで改めて「本当の幸せ」について考える機会を頂きました。

私はこれまでに,「幸せは目の前に広がっている。私がそれに気づいていないだけ」ということを意識させられる出来事が何度も何度もあります。そして,その時は,必ず「自分だけが良ければいい」という考え方になっていることが多かったです。当塾代表が常々私たちに申している「幸せは、オールウィンになっていること」の状態ではないのです。

山内さんは詩の中で「家族と友達と笑い合える毎日こそが本当の幸せだ」「未来に夢を持つことこそが最高の幸せだ」と伝えてくれています。
自分の未来を自分が思い描いたように作っていくことができる時代に生まれ,一緒に取り組んでくれる人,応援してくれる人との出会いを持つことができるなんて、なんと恵まれているのでしょうか。
私は,短絡的に物事を考えてしまうことが多いです。ですが,日本に生まれ育って,こうして戦争や平和について考えさせていただく機会が毎年あることで,今ある幸せについて気づくことができます。

多くの方々の尊い命から学ばせていただくことに感謝し,自分の行動が「本当の幸せ」に結びついているのかを振り返りながら、今日も一日を過ごしていきたいです。

 

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