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「むにむに」

第99号 幸せな子育てを願って ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2018年12月8日

皆さま、おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口啓子です。

突然ですが,私には子どもがいません。
先日、ある方から「子育て経験がないのに、なぜペアレントトレーニング(お子様との関わり方トレーニング)の講師をやってるの?」と言われました。

答えは一つです。
保護者様に,私と(私の)母のように苦しい関係になる子育てをして欲しくないからです。

私にも、発達凸凹があります。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の傾向です。
しかし、私が子どもだった30〜40年前は「発達障害」という言葉や情報は全くありませんでした。
母は、私が「扱いにくい子」「言うことをきかない子」ということで、大変だったようです。
私は私で、「何で自分だけいつも怒られてるんだろう?」「私が頑張らなきゃ、なんとか治さなきゃ」と必死になるのですが、また同じことを繰り返します。そして、また怒られる、、、の繰り返し。
あの時の母の顔は、今でも鮮明に覚えています。

もしも,来年公開予定のアプリケーションソフト「86(はる)チェッカー」のようなものがあれば,母は私の特性や自身のメンタル状態を把握することができたと思います。
また,それに対して、どうすればよいのか,手立ても分かったと思います。
一人で悩まなくてもよかったのだと思います。

私たちが住んでいる北陸地方でも,もっと発達凸凹について気軽に話せる土壌を作っていきたいです。
きっとそれが,住みよい社会づくりにつながると思います。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

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