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「むにむに」

第100号 急がば回れ ~金沢から発達障害について考えます~

皆様、おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口啓子です。

私は月に一度、心理学講座を受講しています。
講師は、弊社代表の小坂です。

先日も、第2回目の講座がありました。
その中で「聴く」について学びました。
「聴く」ということは,知れば知るほど難しいことと感じています。

保護者の皆様,「お子様の話をよく聴いてあげてね」と言われることありませんか?
私も教員時代に「子ども達の話をよく聴いてあげて」と言われ、実践するよう心掛けてきました。
しかし,子ども達に言わせると「お母さん(お父さん)は全然話を聴いてくれない!」「先生は全然話を聴いてくれない!」

これは,大人の私たちが,話を全て聴くか聴かないかのうちに「アドバイス」を始めるからだそうです。
小坂代表の言葉を使わせていただくなら,「子どもには助走がある」そうです。大人が割り込みたくなった時は,まだまだ子どもは全てを話しておらず,アウトプット中。共感してもらいながら,想いを出し切ったところで,大人の声をインプットしたがるそうです。

急がば回れ。

話を聴いてもらった子どもは,「受け止めてもらえた」と感じます。
温かく見守ってあげれば,必ず自分で解決していく能力が身につきます。
自分で道が開き出せた時,何とも言えない満足感を得ることができるでしょう。

日々のささやかなコトの中で,子ども達の人間形成の根っこが作られていきます。

まずは,今日1日,お子様の声に耳を傾けてみませんか。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

発達障害  学習塾

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