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「むにむに」

第602号 「小3の壁」「小5の壁」

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

親子DE発達凸凹86保育士の中村です。この度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧をお祈り致します。

86や学習塾MOYUでも、避難訓練を行ったり、災害時の対応方法などをお話したりしております。また家庭でも、避難経路や避難場所を確認するといいですね。

 

今日は「小3の壁」についてお話したいと思います。皆さんは「小3の壁」を聞いたことがありますか?

学校の授業についていけなくなる子が小3から増えはじめることから「小3の壁」と呼ばれています。小学3年生になると、算数の授業は割り算や分数などの高度な内容科目を習うようになり、新たに理科や社会という教科も加わります。

さらに、2020年の教育改革によって小学校での英語教育が必修となり、かつては中学から学び始めていた英語の授業も小3からスタートするようになり、より高度になりました。

 

また、「小5の壁」というものもあります。

小学5年生になると「読書」や「実体験」が重要になってきます。文章の読み書きは出来るのですが、意味がわからない、文章の意図が理解できない、といった現象が出てくるのが5年生です。習う漢字が抽象的・概念的なものが増えてきます。読書量が少ないと語彙力が少なく、読解力が身についていないと長文読解が難しく、国語がついていけなくなってしまうことが多いのです。

また、割合や立体図形などが出てくるのもこの時期です。実際にバーゲンで買い物をするとしたらいくらになるのか、この図形の形は身の回りの物で何に当てはまるかなど、実体験を重ねることで割合や図形はリアルなものとして捉えることができます。様々な形のモノや建造物を実際に見たり、モノづくりを通して想像力や立体把握力を高めたりしておくことで、理解しやすくなるかもしれませんね。

 

86での学習指導は、一人一人の理解度に合わせて教材を準備して指導しています。同じ時間に利用するお子様の人数は少人数で、スタッフも必ず3名程いるので丁寧にサポートできます。来年度のご利用についても既に問い合わせを頂いております。興味のある方やご質問等あればお気軽にお問合せ下さい。

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