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「むにむに」

第58号 その子その子に合わせた環境作り ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2018年07月14日

皆様、おはようございます。
代表 小坂治美です。

引き続き、西日本豪雨災害に遭われた皆様の復興を心から願っております。

さて、今日は子育てについて話させていただきます。

私は、二人の娘がいます。
早いもので、先日、上の娘は28歳になりました。公務員で、独身。
下の娘は、年子で保育士をしております。来月に結婚致します。

娘達は、とても働き者で、一見何も問題が無いようにも思えますが、私が、発達障害について、いろいろ学んでいくうちに、やはりこの二人にも要因があるなと思うばかりです。

上の娘は、ASD(アスペルガー)傾向が入っていると思います。
とにかく「あー言えば、こう言う!」。実の父親(私の主人)でも「はぁー、(こいつの相手は)疲れるわぁ〜」と言ってます。

下の娘は、ADHD 傾向!半端ない忘れ物女王 f^_^;
小学生の頃は、どれだけ忘れ物をして、主人が学校まで届けたか…もちろんランドルをです。

人に迷惑を掛けなければ、問題は無いのですが、知らないところで迷惑をかけてしまうケースが、社会人になれば多くなります。

幼い頃から、「そのうち治るから」と安易に考えず、少しでも「大丈夫でしょうか?」と相談してもらえるといいかと思います。

なぜかというと、世の中のイジメは、些細なことから積み重なって起こるケースが多いからです。

昔と違い、学校から帰っても、学童という学校と変わらない環境で時間を過ごし、息抜く時間など今の子達にはありません。
その環境で問題のない子は良いのですが、少しでも発達障害の要因がある子には、とても辛い時間に感じてしまうことは間違いないでしょう。

その子その子に合わせた環境づくりによって、劣等感の少ない子に育って欲しいものです。

私の主人は、子どもの為に、当時勤めていた会社を辞め、私の実家である畳屋を継いでくれました。いつでも子ども達が帰ってくると、「お帰り」と迎えてくれた事で、二人が真っ直ぐ育ったと思っています。本当に、主人には感謝しております。

実家と言っても、修行中は月10万の給料しか出ず、それが5年間!
あの頃は、私も死ぬ気で働きました。

今では、いい思い出です。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

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