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「むにむに」

第557号 社会の一員として生きていく為に、今出来ること(児童発達支援)

皆さまこんにちは。いつも凸凹86の運営にご協力を頂き、ありがとうございます。86児発管の四登です。

 

さて、今回は児童発達支援の応用行動分析学(ABA療法)について、お伝え致します。

先日、2月12日(日)にテレビで臨床心理士 奥田健次氏のお話を聞かせていただくことができました。

先生は、長野県から自閉症のお子さまのカウンセリングを行う為、日本各地を飛び回っている方です。目指しているのは、『社会に出て生きていく事が出来る人を育てる」という事でした。これは、全ての保護者さまにとって、最重要な課題だと思います。

確かに、映像を見ていますと、友だちに手を出し、叩いたり蹴ったりする子はプラスチックダンボールの中に入れられて、落ち着ける環境の中で自分の気持ちと向き合います。

あるお子さまは90分、その中で大泣きをしていたそうです。一見虐待では?と感じくらいでした。しかし、事前に保護者様への説明はきちんとされていて、泣く時間の減っていく目安も伝えられています。お子さまは、始めは大泣きしながらも、その内に泣き止み、落ち着くことができるようになったのです。そして、子ども自身が「〇〇やらなきゃ」という気持ちになってくるのです。かんしゃくをおこすと言葉が遅れてしまう、という事も分かり、誤学習を減らす必要が見えてきました。

 

86では大泣きをするお子さまはいらっしゃいませんが、ABA療法を通して同じ理念の元指導をし、良い行動が増えるよう取り組んでいます。

これからも様々な方法で、お子さまのできる事を増やし、自信をつけることができるよう、ご両親と共に関わっていきたいと思っています。時々『こんなに辛いのならしない方がいい』とさえ思っても、逃げ出さずにとことん向き合う覚悟が必要だと感じました。子どもは必ず変わります。信じて関わりましょう。

 

もし、児童発達支援について具体的なお話をお聞きになりたい方がいらっしゃいましたら、どうぞ凸凹86にご連絡ください。

お待ちしております。

 

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