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「むにむに」

第526号 備えあれば憂いなし

2022年09月27日

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU塾長の谷口一登です。

強烈な台風が過ぎ去り,すっかり朝夕が寒さを感じるようになりました。
季節の変わり目です。どうぞご自愛下さい。

さて,学習塾MOYUでは,年に2回 個人面談を行っています。
お子様の学習における短期目標,長期目標の確認をするとともに,日頃の様子もお伝えします。
いつもの送迎の際の短い時間ではなかなか話せなかったようなことも,じっくりと時間を取ってお話しします。

そんな中,やはり受験生は切羽詰まったお話しとなります。
でも,受験勉強は3年生になってスタートするのではなく,もっと前段階から始まっているのです。

先日,こんな光景を目にしました。

中学生は,定期テスト(中間・期末)の際,5教科の先生から必ずと言っていいほど,ワークの宿題が出されます。
そのページ数は,テスト範囲になるので,かなりの枚数になります。
多くのお子様は,テスト範囲が出てから,この膨大な量のワークに取り掛かります。ですから,提出期限前日までかかって,ヒイヒイ言いながらワークをこなしています。
これは,非常に効率が悪いやり方です。

ところが,あるお子様は違いました。
定期テストが終わった辺りから,次のテストに向けてワークに取り掛かっているのです。
もちろん,未だ学校からは宿題は出されていないのですが,その日習った範囲をコツコツとワークで復習されているのです。
実に効率的な学習だと思います。
毎日少ないページですが,定期テストを迎える頃には,ワークは既に仕上がっています。
もちろん,復習も出来ていますので,「テストだ,どうしよう…」と焦ることもありません。

受験勉強も同じです。
3年生になってから焦るのではなく,1年生・2年生の間に志望校を絞り,そこに向けて毎日の積み重ねが将来的に大きく差がつくことになります。
「まだ早いから」ということは,決してありません。

このようなお話しも,個人面談でさせて頂いております。
「備えあれば憂いなし」 正にその通りですね!

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