第471号 お礼が上手く出来ない ～ チャイルドカウンセラー中村が語る発達凸凹な子育て（97）～

皆様，こんにちは。
MOYUスタッフ，チャイルドカウンセラーの中村です。

３月に入り、お子様達は間もなく卒業式を迎えます。
新しい旅立ちへ向かわれる希望に満ちた姿は、とても眩しく，刺激をいただいております。

そんな中、またしても失敗をしてしまいました。

「お礼」の仕方について
・タイミング
・頻度
・度合い
・誰に向けるか
などについて，その都度忘れてしまったり、的確に行うことが出来ず，相手の方に失礼をしてしまいます。

これは、育った環境なのか、発達凸凹からなのか。

幼い頃，交通事故で顔に傷後が残った私は、恥ずかしがり屋で、もじもじとして挨拶も上手く出来ず、人の影に隠れているような子どもでした。
自分の気持ちを伝えることや，表現することも苦手で，言葉にならず涙することも多くありました。
親にも「ごめんなさい」の一言が言えず、暗い蔵に入れられたこともありました。

そもそも感謝が足りないのか，人の好意を上手に受け止めることが出来ない。
そして，お礼も言えない。

大人になっても根本は改善されていない為か、失敗を繰り返し，自分自身が嫌になります。

そんな私へ、何度もご指摘，ご指導して下さる環境はとても有難く，感謝しかありません。

落ち込むだけでは何も変わりません。
見返りを求めず，相手を思いやり，喜んでいただけることを考え，行動すること。
常に感謝の言葉を添えることから始めます。