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「むにむに」

第460号 嬉しいプレゼント

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。

北陸では,また冬将軍がうなりを上げています。
積雪こそまだ少なめですが,身を切るような寒さと吹雪。
どうぞ運転の際は,お気をつけ下さい。

先日,当塾の代表小坂の知人の野村様(アトリエ・オータン主宰)より,「生徒さん達で使って欲しい」とのことで,『九九積み木』をご寄付頂きました。
箱を開けると,心地よい木の香が辺り一面に漂います。

説明書には,「九九積み木は,あえて角を落としてありません。同封してある紙やすりで,使われる方が一緒になって磨くことから始めて下さい」とあります。
角を磨くことで,角に触れた時の痛さや,磨いた後の肌触りの心地よさを感じて欲しい…という野村様の思いです。

 

早速,学習塾のお子様達と一緒になって,角を磨きました。
「すごい,いい匂い」
「(拍子木を模して)カンカン!火の用心!」
「角が,ガサガサだぁ…」
など,色んな声が聞こえてきましたが,そのうちに皆さんすっかり静かになりました。
黙々と,1個1個のブロックを磨いているのです。

わずか20分ほどの時間が,あっという間に終わりました。
「え~,もう終わり?」
「すごい楽しかった!」
「ガサガサしていた木が,すべすべになって嬉しい」
そんなお声が聞かれました。

野村様は,「木の質感を肌で感じて欲しい」という思いと共に,1個1個のブロックを磨くことで「教材に対する愛着」をも願っていたのだと思います。
ひと手間かけることで,その素材のもつ表情や温もりを感じ,それに対して愛着をもつ。
忙しい現代では,忘れかけていたひと時を,短い時間でしたがお子様達と共有させて頂きました。

一つひとつが違った表情をもつ九九積み木。
本当に素敵なプレゼントをありがとうございます。早速,お子様と使っていきます!

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