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「むにむに」

第458号 親子DE共に

新年,明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

学習塾MOYU  塾長の谷口一登です。

学習塾MOYU・親子DE発達凸凹86(はる)の前身である「親子DE発達凸凹学習塾86(はる)」が誕生したのが,今から約4年前の2018年4月でした。

私と妻がまだ教員をしていた頃,経営者であり,心理カウンセラーでもある弊社代表に,様々な相談をさせて頂いておりました。
退職する1年前頃からは,もっぱら仕事のことを相談することが増えておりました。
妻が,発達障害グレーゾーンのお子様の個別指導を行う「通級指導教室」の担当であったことが大きなきっかけでした。

私達は,これまでの経験から,保護者の方の関わり方次第で,お子様の成長が全く違ってくることを感じていました。
しかし,学校教育とは「子どもを育てる教育」であって,「保護者の方を育てる教育」ではない…という考え方が主流のため,学校教育においてペアレントトレーニング(保護者の方向けの子どもとの関り方講座)を行うことは,まだまだハードルが高かったのです。
そんな中,代表から「そこを踏み込まなければ,本来お子様が持っている力を発揮することは難しい」ということをご示唆頂きました。
家庭内で常に「子育てがうまくいかない」ことが大きな問題となり,真の親子関係が築けない。でも,学校ではそこに踏み込むことは難しい。
このジレンマに,本当に苦しみました。

改めて,代表に相談させて頂いたところ,何と,弊社の教育部門として「親子DE発達凸凹学習塾86(はる)」を立ち上げて頂けることになりました。
このネーミングは代表が考えられました。
「環境9割」と言われるように,子育てや子どもの成長において,保護者の方の関わり方がとても大切になります。
発達凸凹の子を育てることは並大抵のことではない,私たちはそこに寄り添っていく。
86(はる)という言葉の中には,「晴れ」や「春=スプリング(芽生え)」という意味も込められています。

昨年末より,他府県からのお問合せを頂く機会が増えてきております。
「何らかの形で当塾のサービスを受けることができないか」と。大変ありがたいお話です。
お話をお伺いすると保護者の皆様は,これまで一生懸命ご自身が出来ることを全てお子様にされてきているご様子でした。
お子様の自立を願って。
「子どもを支える環境を,専門的な方を交えて広げていきたい」そうおっしゃって頂きました。

また,成長とともに関わり方に不安を覚えていて,「どのように(お子様と)関わればよいか知りたかった」とおっしゃられる方もおいでました。
そして,「そのような想いを叶えてくれるところはないか…と探して下さった結果,当塾にたどり着かれた」とのことでした。

親子DE共に。

私たちは,今年もお子様の自立に向けて,笑顔が溢れる親子関係の構築にために,最善の方法をご提案できるよう研究と修養に努めて参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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