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「むにむに」

第424号 宿題のお直しについて

皆様,こんにちは。
親子DE発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

暑い日が続いていますが、如何お過ごしでしょうか?

このコロナ禍の中、いよいよ東京オリンピックが始まりました。
小中学校も夏休みに入り、気持ちもウキウキしそうですが、今年はテレビを見て応援することになりそうですね!
皆様、暑さにはどうぞ気をつけて下さい。

さて、先日「どうして、宿題のお直しが必要か?」というテーマについて,お子様達とお話をする機会を作らせて頂きました。
ソーシャルストーリーを取り入れ、絵本のように説明させて頂きました。
ソーシャルストーリーとは,キャロル・グレイ氏(米国)が考案した「発達凸凹のお子様に対するソーシャルスキルの支援方法」のことです。

イラストのように、
・お直しをすると,どこで間違えたかが分かり、スッキリする
・分かった事が増え、意欲的になり、やる気スイッチが入る
・一つずつ見てもらう事で、もし間違えても一つだけという安心感があり、困らない
などの意見をお子様から聞くことが出来ました。

その後,実際に夏休みのワークに取り組んでみました。
するとその結果、私たち職員からお子さまへの関わり方のヒントがいくつも見えて来たのです。

まず、ワークを始める前に
(1)一問ずつ見てもらうか、一度にいくつかまとめて取り組み、見てもらうかを決めてからワークに取り組んでもらいます。
そのように取り組む事で、たとえお直しが有ったとしても 安心して取り組む事ができるようになります。

(2)少し他のお友達より早くに着いた時も、同じように対応し、少しずつ取り組みます

(3)お直しがありイライラした時にはお茶を飲むなどして、気分転換をします

これらのポイントは,学習が終わり次第  職員間で話し合い、お互いの気付きを擦り合わせる事で明確になってきました。
今後も学習の方法について、お子様一人ひとりに合った関わり方を見つけ、皆さんの良いところを見つけていきたいと思いました。

当塾の「全集中トレーニング(運動プログラム)」の様子です!

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