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「むにむに」

第392号 ゲームやテレビを上手に使おう!

2021年03月30日

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。

最近の楽しみは,愛犬豆子(豆柴 雌6歳)を連れた朝の散歩で,川べりの桜並木を通ること。
毎日,桜の表情が違います。金沢は,もう満開状態です。
皆様の地域の桜は,どんな様子でしょうか。

先日,学習塾MOYUと放課後等デイ親子DE発達凸凹86(はる)の保護者様に「お子様のメディア機器の使い方」についてアンケートを取らせて頂きました。
その結果を受けて,通われているお子様に対して,「ゲームやテレビを上手に使おう」と題した学習会を行っています。

聞いたことありませんか?
1)テレビやゲームは1日2時間まで!
2)寝る前は,ゲームをしない!
3)家でルールを作ろう!
というスタートで,学習会をスタートしました。

ゲームをしている時の脳は,(視覚中枢以外)ほとんど使われていないこと。
そして,ゲームには依存性が強いこと。「ゲーム依存」は,WHO(世界保健機関)でも病気と定めており,最近では小中学生にも多く見られるようになってきたこと。
依存になると,理性を司る中枢,脳の前頭前野が委縮してしまうこと。
このようなことから,「ゲームは1日2時間まで」とは,日本小児科医会で謳われていることなのです。

学習塾MOYU・86(はる)のお子様では,(平日)毎日2時間以上しているお子様が,かなりの割合で見られました。
特に中学生の皆さん,使い過ぎには注意です!お家でも一度話し合ってみて下さい。

 

「寝る前に,メディア機器を使うのは危険」と言われています。これは,どうしてでしょうか。

スマホやゲーム機,テレビ等からは「ブルーライト」と呼ばれる太陽に近い明るい光が出ています。
夜,寝る前にこれを浴びると,脳が昼間と勘違いしてしまい,メラトニンと呼ばれるホルモンが出にくくなります。メラトニンとは,眠気を誘い,深い眠りへと導いてくれるホルモンです。
メラトニンの生成が遅れると,朝スッキリと起きられなかったり,酷い時は昼夜逆転してしまったりすることもあります。

また,ブルーライトは非常に強い光なので,浴び続けていると目の病気になる確率が増えるといわれています。
ほんの少し前までは,高齢者の目の病気だったものが,今では小中学生にも見られることがあるといいます。これは,ブルーライトのせいではないかと言われています。

これらのことを受けて,メディア機器を使う際は,お家で必ずルールを決めて,それを守りましょう!と言われています。

学習会を終えて,お子様達から次のような感想を頂きました。
・目の病気が増えているって,初めて知りました。気を付けたいです。
・使いすぎると,脳が勘違いして昼夜逆転することもあると分かりました。寝る前には使いません。
・1日2時間以上使っているから,2時間でやめるようにします。
・次からは,もっと時間を少なくしたい。
・夜寝る前にネットをしないこと,時間を決めてすることが大切だと分かりました。

大切な自分の身体です。
前述の3つのことを守って,ゲームやテレビを上手に使いましょう!

学ぶことで,行動を変えるきっかけが生まれます。
私達は,教科学習だけでなく,これからも幅広い学びの場を提供していきたいです。

 

当塾の「全集中トレーニング(運動プログラム)」の様子です!

 

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