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「むにむに」

第377号 認知の仕方(1) ~ 継次処理タイプの方は ~

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU  塾長の谷口一登です。

週末は18度まで上がった気温が,本日はひと桁台。おまけに明日からは雪模様。
気候の変化に,体がついていきません。
どうぞ,体調を崩されませんように。

さて,ブログ第357号「あなたは継次処理,同時処理,どちらのタイプ?」でも書きましたが,認知の仕方(物事の分かり方)には,「継次処理」と「同時処理」の2つに分かれます。
皆様は,どちらのタイプでしたでしょうか?(第357号に簡単なテストがありますので,ぜひやってみて下さい!)

今回は,「継次処理タイプ」の方について,少しお話しさせて下さい。
ちなみに,私も「継次処理タイプ」です。

「継次処理タイプ」の方の特徴として,
・物事を1つずつ順番に考え,処理を行っていくことが得意
・まず,最初に何をやるのかを提示すると理解しやすい
・耳からの情報に強い傾向がある
ということがあげられます。
つまり,作業に入る前には
「はじめにこうして,次はこうやって,最後にこうすると完成します」
という声かけが効果的です。

また,聴覚優位(耳からの情報が入りやすい)傾向がありますので,学習をする場合,漢字や歴史の年号などは語呂合わせで覚えるのが入りやすいと言われてます。
例えば,「意」という字なら → 「立」つ「日」の「心」,注「意」して 
例えば,1192年 → 「いいくに」つくろう鎌倉幕府
という感じに,その子に合わせた工夫をすることで,随分と学習効果は上がってきます。

私達が子どもの頃は,「漢字は書けば覚える!書いてなんぼだ!」と言われ,ひたすら書かされた記憶がありますが,このやり方で覚えられない(覚えるのが苦手な)お子様にとっては,それは努力しても効果の出にくい方法だったのです。

学校を卒業し,社会に出ることで,いろんな方との交友関係が増えてきます。自分とは全く逆の「同時処理タイプ」の方とも付き合わなければなりません。
そんな時は,相手(同時処理タイプ)の特徴を理解して「話は結論から話す」ことを意識しておくと,相手をイライラさせることなく,スムーズに話ができます。
ぜひ,心がけてみられてはいかがでしょうか。

次回は,「同時処理タイプ」の方についてです。
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