第374号 好きなことを武器に，生きる力をつけよう！

皆様，こんにちは。
親子DE発達凸凹86（はる）児発管の四登です。

一日の日の長さが少しずつ伸び、春の訪れを感じるこの頃です。
兼六園の梅林の開花が待ち遠しく思います。
しかし急な雪には御用心頂き、皆様どうぞ暖かくしてもう暫くお過ごし下さい。

さて今回は、児童発達支援で関わった年長さんのお子様との話です。

そのお子様はとても元気で、いろんなものに興味のある方でした。
平仮名を読むことも、自分の名前を書くことができました。
物の名前もよく知っています。

そこで，お子様にあと何が出来ると一年生になって困らないかな？と考えてみました。
思い当たったのが，空間認知です。

その中で，斜めの線に難しさを感じました。
そこで、折り紙や動物の点つなぎ、具体物を使って取り組みました。
どれをとっても，本人にとって好きな事で課題を設定する事で、集中して取り組むことができました。
自分自身の苦手な所を克服しつつあります。

そしてなんと、それまで頻繁に見られた立ち歩く事も劇的に減ったのです。

皆様は，「小一プロブレム」という言葉をご存知でしょうか？

幼稚園、保育園の先生は、小学校に入るまでにきちんと座れる子どもにしなくてはいけないプレッシャーに，その子の困り感への対応が分からず、問題のある子と捉えてしまうのです。
しかし、子どもにとって面白い（興味がある事）好きなことであれば立ち歩かないのでは…と思いませんか？

児童発達支援について、ご興味のある方はどうぞご連絡下さい。
お待ちしております。