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「むにむに」

第369号 親も子も幸せになる子育てについて(2)

2021年01月23日

皆様,こんにちは。
親子DE発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

年明けの大雪も一段落しましたが、道路の隅には未だ雪が残っています。
大寒に入ったばかりです。皆さま、どうぞお気を付けて暖かくしてお過ごし下さい。

さて今回は、「自分自身のルーティンの作り方」についてお話しさせて下さい。

人は心的に安全な状態だと,脳内の思考、注意や感情のコントロールを司る部分がうまく機能し、思うように行動する事ができるのです。
反対に心的に危険な状態だと,思うように行動を取りにくくなるという事が分かってきました。
言い換えれば危険(不安定)な状態だと,自分を上手くコントロールすることが難しくなるという事です。

例えば発達に凸凹があって落ち着きのないお子様が,そのことを叱責されたとすれば,心的に安全な状態が保たれなくなり、自分の感情をコントロール出来ない状態になります。
だから凸凹の有る(凸凹が無くても)お子様への叱責は,すればするほど悪循環に陥ってしまいます。

親は子に安全な環境を一生に渡り準備出来るわけでは有りません。

ここで重要なのは、「お子さま自身が自分を客観的に見る能力」だと思っています。
自分の行動パターンや思考パターンを見つめる事,その力を付けることに他なりません。

そうすると,次は感情の動きを予測できるようになり、それを言語化する能力も鍛えられていきます。
この一連の行動が上手く行った時,それがルーティンとなり,お子様の中にいろんなパターンで身に付いていくのです。

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