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「むにむに」

第360号 療育を始める

皆様、こんにちは。
学習塾MOYU・発達凸凹86(はる)児童指導員の谷口啓子です。

先週よりの大雪が一段落し、気温も少し上がりました。
大雪によって被害にあわれた方へ,心よりお見舞い申し上げます。

私は3年前まで小学校教員をしており,退職する前5年間は通級指導教室(=発達障害グレーゾーンのお子様が利用する教室)の担当でした。
さまざまなお子様と関わらせていただく中で,「早期対応」の重要性を大変感じていました。

就学前から療育を受けているお子様は,確かに新しい学校生活に慣れることに時間はかかりますが,それは「想定内」です。
課題があったとしても,必要以上に保護者の方は不安になることはありません。

しかし反対に,1年生になりクラスでの困り感が多くなり,途中から通級の選択をされるお子様もいらっしゃいます。
個別指導をすることで落ち着いた学校生活を送ることができるようになり,また力を伸ばすことができます。
しかし,前者のお子様の方が,明らかにスムーズな小学校生活をスタートでき,必要以上に自信を失うことはありません。

療育のスタートをいつからにするのか,これは保護者の皆さまにとって非常に迷われることかと思います。
「もう少し様子を見たい」というお気持ちもよく分かります。
しかし,そうして時期を伸ばしたお子様が,小学校に入学すると「小1プロブレム」でその子が辛い思いをし,自信を失っている場合をたくさんみてきました。
今は発達障害の診断がなくても,「支援が必要」とドクターから意見書を書いていただければ,福祉サービスにおける療育を受ける手続きをとることができます。
そして無償化の対象でもありますので,費用はほとんどの場合かかりません。

金沢市内には86はもちろん,療育を受けることができる福祉施設はたくさんあります。

「うちの子凸凹があるのかもしれない」と少しでも思われましたら,まずはご連絡ください。

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