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「むにむに」

第332号 お子様の認知特性について

2020年10月10日
皆様、こんにちは。
児童発達支援・放課後等デイサービス「親子DE発達凸凹86(はる)」児発管の四登登美子です。

強い勢力をもった台風14号が,日本列島に接近しています。
どうぞ,大きな被害が無いことを願うばかりです。

さて、今回は「お子様の認知特性」についてお話させて下さい。

皆様には,凸凹86のご利用にあたり、いろいろな書類をお家の方に記入して頂いてます。
その中の一枚「お子様の認知特性
」について今日、素晴らしい時間を共有する事ができました。

まず,「認知特性」とは何でしょうか?
「認知特性」とは,目で見る,耳で聞くなどの五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を,脳の中で「整理」「記憶」「理解」する能力のことです。
でも,同じ情報を見聞きしても,誰もが同じ方法で整理したり,記憶したり,理解したりしているとは限りません。

認知特性は,

・「視覚優位」見る力が強い。カメラで写したように覚える。
・「言語優位」言葉でわかる。ストーリーを構築して覚える。
・「聴覚優位」聞く力が強い。耳からの情報を音として覚える。
という3つのタイプに分かれます。
お子様が,どの優位タイプかどうかで,指導の仕方が変わってくるのです。

今日,ある(聴覚優位の)お子様が,「数」という字を書くことが出来ず困っていました。
それに気がついた職員が、
「米の下に女を書く。右側にノ一✖️ と書けば良いんだよ」と,声をかけました。
そのお子様は,職員に言われた通り「米・女・ノ・一・✖️」と声に出しながら書くと、
「あ!書けた!」と、嬉しそうに見せてくれました。

画数が多くなると,どこから書けば良いか分からず,困っていた時に、その職員の関わりがスッと入り、書くことが出来たのです。
何よりもそのお子様の嬉しそうな自信に満ちた顔を見て、とても頼もしく感じたました。
この瞬間が,私たちの仕事の醍醐味だなぁ…と思いました。

今回は、聴覚優位のお子様のお話でしたが、一人一人の優位に合わせて、今後も関わって参ります。
皆様も,ご自身の認知特性を調べてみませんか?

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