「むにむに」
第259号 腸のはたらき ~(6)解毒 ~
皆様、こんにちは。
学習塾MOYU・発達凸凹学習塾86(はる)主任の谷口啓子です。
コロナウイルスのニュースが、落ち着く事のない毎日が続いています。
私たちも手洗い・うがい・マスクなどの日常の予防策を取りながら,免疫力を落とさないための生活(睡眠,適度な運動,温かい物を食べる)を心がけています。
免疫細胞の70%が集まっている腸を元気にするための食材や、乳酸菌生成エキスプラス BE-LACも積極的に取り入れています。
「備えあれば憂いなし」です。
さて,免疫力を司る腸ですが,なんと「解毒=デトックス」の役割もあります。
解毒は基本的に肝臓で行われますが,休む間もなく働き続けている肝臓をサポートしているのが腸なのです。
身体の外からやってくる有害物質が、はじめに体内に侵入してくるのが腸です。腸は、それらをブロックすることができるのです。
どうしてもバリアできなかったものだけが肝臓へと運ばれます。
ですので,腸がうまく機能していないと,肝臓に負担をかけてしまうことになります。
「腸活」や「育菌」が、一時の流行で終わらないことを私たちは望んでいます。
なぜなら,本当に健康な体を作るのに、それらは欠かせない存在だからです。
そして、そこにはバランスのとれた腸内細菌叢は欠かせませんし,悪玉菌がなくなれば良いということでもありません。
大事なのは、それぞれの腸内細菌が持ちつ持たれつ、うまく働き合うバランスを維持することで、それが体内毒素を減らすことになるのです。
ここで,腸内細菌バランスの簡単チェック法をお伝えします。それは「おならの臭い」です。
本来ならほどんど臭いはないのですが,もしも普段よりも「クサイおなら」がでるようでしたら,食生活を見直すとよいですね。
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