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「むにむに」

第233号 7つもある腸のはたらき ~ 金沢発 発達障害・グレーゾーンの学習塾 ~

2019年12月10日

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU・発達凸凹学習塾86(はる)主任の谷口啓子です。

今日は,腸のはたらきについてお話します

腸は,小腸と大腸からなり,長さは7~8m,広さは32㎡。そこには100兆個→1㎏もの腸内細菌がいます。
腸と腸内環境は協力して,健康を左右する7つの働きを行っています。

7つとは
①消化:食べ物を細かく分解する
②吸収:糖,アミノ酸,脂肪酸などの栄養を吸収
③合成:ビタミン,ホルモン,酵素などを作る
④排泄:体に不要なものや毒素を体外に排出する
⑤解毒:化学物質を分解・シャットアウト。
⑥浄血:腸内腐敗を防ぎ,きれいな血液をつくる
⑦免疫:免疫細胞が病原菌やウイルスから身体を守る
です。

この7つの働きすべてに「腸内細菌」が重要な役割を担っています。つまり,腸内環境が整えば,健康的な生命活動を行うことがでます。

ASD(自閉スペクトラム症)の子ども達の多くは,慢性的な腹痛,便秘,下痢など消化器系に問題が出やすいことが知られています。
集中力や注意力が低下し,学習にも前向きになれません。
また,スッキリしない不快な感覚は,お友達関係にも悪影響を及ぼしている可能性があります。
ASDの子どもの腸内環境を調べると,腸内細菌の種類が少ないことも分かっているそうです。

「種類が豊富で,全体量が多く,バランスが取れている」というのが,理想の腸内環境です。
まずは,発酵食品で腸内細菌叢を整え,腸のお掃除をしてくれる食物繊維(海藻など)を取り入れていただきたいです。
代表的な発酵食品には,味噌・酒粕・納豆・キムチ・ヨーグルト・甘酒・チーズ・糠漬け・酢などがあります。
これらの食品を,できるだけ毎日・複数取り入れてみてください。
菌を定着させることは難しいので,毎日取らなければならないのはそのためです。
また,多様性ということを考えると,様々な発酵食品から取り入れることが必要です。

ご自身のパフォーマンスを上げるためにも,脳の健康状態をよくするためにも積極的な菌活をおススメします。

 

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