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「むにむに」

第191号 お子様の得意を見つけて伸ばすこと ~ わくわく科学教室(2)より ~

2019年09月3日

皆様、こんにちは。
発達凸凹学習塾86(はる)塾長の谷口一登です。

新学期。
朝、子ども達の元気な声が戻ってきました。
我が家の前は、小学校・中学校の通学路となっており、子ども達のワイワイと話し声が聞こえ出すと、「今日もスタートだ!」とエンジンがかかります。

日曜日、「わくわく科学教室」の2回目を行いました。
今回のテーマは、「マイナス200℃の世界」。液体窒素を使って、色んなものを凍らせてみよう…という実験教室です。
参加頂いたお子様は、幼児から小学生まで10人。

普段、学校では習わないような実験に、最初から目がキラキラのお子様達。

液体窒素を(一瞬だけ)触ってみたり
バナナを凍らせて釘を打ってみたり
生花を一瞬で凍らせてみたり

「これを凍らせてみたい!」と家から、キャラメル、木の葉、トマト、消しゴム… 色んな物を持って来た子ども達もいました。その好奇心、素晴らしいです!

「風船を液体窒素で冷やすとどうなる?」
意外な結果に、大人(保護者の方)も、子どもも興味津々!

最後は、「酸素・二酸化炭素を -200℃まで冷やすとどうなる?」
皆さん、どうなると思いますか?
液体窒素は、無色透明です。ところが、酸素は液体になると、ある色をしています。それは何色だと思いますか?
二酸化炭素は、液体にはなりません。では、-200℃ではどうなると思いますか?

子ども達が楽しそうに活動している中で、誰よりも意欲的に、一生懸命に取り組まれているお子様がいました。
そのお子様は、教室が終わっても、なかなか帰ろうとしません。
そして最後に、満面の笑顔で「今日は、すごく楽しかった!ありがとうございました!」と言って、ミニ黒板に自分の思いを書き綴ってくれました。
帰りの車の中でも、ずっと手を振ってくれていました。

実は、そのお子様は、積極的に何かに取り組むことが苦手だったので、これは本当に嬉しかったです!

「その子の得意を見つけて伸ばす」ことが、自己肯定感を高めることに繋がります。
きっと、そのお子様は、勉強が分からない状態のまま、どんどん新しいことを積み上げられて来たのでしょう。
こんがらがった糸を紐解いてあげるのも、86(はる)の大切な役目だと思っています。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

 

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