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「むにむに」

第190号 本物のサービスとは ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2019年08月31日

皆様,こんにちは。
発達凸凹学習塾86(はる)塾長の谷口一登です。

大雨の影響が各地で起きているようですが,どうぞ大きな被害にならないよう,心から願っております。

私事で申し訳ありませんが,先日,私の父親が入院をしました。
前立腺肥大による尿道圧迫で,尿が上手く排出されずに入院したのですが,今年90歳の私の父。実は認知の面でも,かなり不安があるのです。
案の定,点滴を「何か管が刺さっている!」と言って無理に抜いて血だらけになったり,尿道に挿してある管も勝手に抜いて大変なことになったり…と,聞くに堪えない様子。
病院側からも,「必ず誰かが夜間付き添って頂きたい」とのことで,姉弟交代で夜間の介護に入りました。

父の様子は想像以上で,1時間毎に「トイレに行かんなん!」と言っては起き,その都度「この管は,袋は何か?」と聞き,取り去ろうとします。
皆,日中は仕事を抱えている中で,これが毎日,毎晩続くとなると,こちらまでまいってしまいます。介護疲れとは,こういうことなのでしょう。

ところが,そんな中,本当にありがたかったのは,看護師さん達の対応でした。
夜中の3時,4時であろうと,嫌な顔ひとつせず駆けつけて来て,下の世話を手伝ってくれたり,尿道を洗浄する大変な処置をしてくれたり…。そして,私たちにまで労いの声かけをしてくれたりもしました。

「それが仕事でしょ」と言われる方もいるでしょうが,「仕事」と片付けるのには,あまりにも大変であり,そして行き届いた気配りに,ただただ頭が下がりました。
患者の家族という立場に立って,この看護師さん達の対応が,究極の「相手の側に立ったサービス」であることに気づきました。

私たちの学習塾にも,たくさんの方々が通塾頂いたり,面談や問い合わせを頂いたりしています。
この方々に,「相手(お客様)の側に立ったサービス」をすることが,本当に大切なことであることを,改めて感じさせて下さる出来事でした。

金沢市内は,いよいよ来週から2学期がスタートします(中には既に始まっている学校もあります)。
新たな気持ちで,お客様の側に立ったサービスを提供できるよう,心して頑張って参ります。

 

 

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