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「むにむに」

第121号 86(はる)で「アタチ」も変わったよ! ~金沢から発達障害について考えます~

2019年03月5日

皆様,おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口一登です。

ここ数日は雨模様が続きます。日中は気温がグッと下がりますが,こうやって暖かくなったり,寒くなったりしながら季節は変わっていくのでしょう。

さて,86(はる)の看板犬といえば豆柴の「豆子」です。
豆子は,2016年のGWに,保護犬として我が家にやってきました。

「静岡県のとある施設に,豆柴の保護犬が居るから,見に行こう!」と社長から教えて頂き,はるばる500kmの道のりを迎えに行きました。

初めて対面した豆子は,皮膚の毛がほとんど抜け落ちてみすぼらしく,おどおどした態度で,人間自体を信頼していない様子でした。よほど,前の飼い主の方から酷い仕打ちを受けていたのでしょう。
でも,決め手となったのが,何と私と同じ誕生日!(年は違いますが… 笑)
これも何かの縁。我が家で飼おう!ということになりました。

我が家に来た豆子は,初めは私たちを信頼せず,散歩に連れて行こうとしてもリードを噛みちぎろうとするなど,かなり手を焼きました。でも,ドッグトレーナーの方にお世話になったり,毎日声掛けをしたりすることで,少しずつ心を開いてくれるようになりました。
それと合わせるように,皮膚の毛も生え揃うようになりました。獣医さんでは,「もう毛は生えないかもしれませんねぇ」と言われていたのに。

あれから約3年になります。
今ではすっかり私たちに慣れた豆子ですが,やはり心の傷(トラウマ)はなかなか癒されず,相変わらず「人」を見ると隠れたり,逃げようとしたりします。
そんな豆子も,86(はる)を開設すると,否応なく通塾されているお子様や保護者様と出会うことになりました。

でも,通塾されている方々は,こぞって「豆子居る?」「豆子元気?」「触らせて!」と言って,豆子を気にかけて下さいます。
あるお子様は,犬が全くダメだったにも関わらず,今では豆子を抱っこ出来るまでになりました。
「アニマルセラピー」という言葉がありますが,豆子の存在は,通塾されている方々に何かの影響を与えていることと思います。
それに合わせるように,豆子自体も変わってきています。
これまで,隠れたり逃げたりしていたのですが,今ではお客さんが来ると,自分から外に出てきて近寄って来たりします。

人は,愛情を与えることで必ず変わることが出来ます。
豆子も,ここまで変わったのですから。

皆様,豆子に会いに,86(はる)に来てみて下さい! お待ちしております!

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