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「むにむに」

第105号 未来 ~金沢から発達障害について考えます~

2018年12月29日

皆様、おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口啓子です。

今年最後のブログとなりました。

私は年の瀬になると,家や車でよく聞く曲があります。
それは,ベートーベン作曲の交響曲第9番,「第九」です。
♪ミミファソ ソファミレ ドドレミ ミレレー・・♪
過去にはソプラノ歌手佐藤しのぶさんの後ろで合唱を歌わせていただいたこともありました。歌は下手なのですが,歌うことは大好きです!(^^)!

歌詞の中に何度も出てくる言葉があります。
フロイデ(歓び)
ブリューデル(兄弟)
合唱の練習で,指導の先生が「この曲は”全ての人は兄弟となる”という内容なのだよ」と教えてくださいました。

私たちはこの4月、小坂代表の元、親子DE発達凸凹学習塾86(はる)をスタートさせて頂きました。
発達凸凹のあるお子様を育てる難しさは、大変なものです。
「可愛いはずの我が子が可愛いと思えない。」
「なぜ自分の子育てがうまくいかないのか」
と、ご自身を責められる保護者様も多いです。

そんな時こそ,視点を変えることは,とても大切です。
お子様には得意不得意=凸凹があり,得意なこと、好きなことをどれだけ多く見つけて、経験させてあげるかです。そうすることで、「人にはマイナスもプラスもある。〇とか×ではない」と考えられるようになります。そして,そのお手伝いをさせていただけるのが86のペアレントトレーニングです。

先日のブログでも書かせていただきましたが,金沢市の山野市長が、議会で「発達障害児への保護者支援を進める」とお答え下さいました。
皆が、他人事ではなく、ベートーベンの言う「兄弟」となった時、金沢市は、今以上に誰もが住みたくなる街になると思います。

お子様との関わり方は、いつでも変えることができます。そして、そこには未来があります。
そのために,私達86も全力を尽くして参ります

今年も大変にお世話になりまして、ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。

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