「むにむに」
第619号 我が子を性犯罪から守るために
皆さん、こんにちは。親子DE発達凸凹86保育士の中村百香です。
いよいよ子どもたちが楽しみにしていたGWが始まりましたね。86の子どもたちも「GWは〇〇に行くよ~」など嬉しそうに教えてくれています。
皆さん怪我には気をつけて、思いっきり楽しんでお過ごしください。
86の保護者様と小学生の高学年のお子さんの、お友達との関わりについてご相談を受けることがよくあります。
特に高学年の女の子で生理が始まるとぐんと心も体も大人へと成長していき、お子さん自身も不安になりやすいです。また高学年の男の子もネットから様々な情報を得ることで、性犯罪へと巻き込まれやすく、不安に思っているというご相談もよくあります。
そこで、株式会社MOYU代表小坂治美が6月8日(土)13:00~15:00に、ののいちカレードにて「性教育」の講座を開講することになりました。(詳細は最下部チラシにてご確認ください。)
お子さんと性教育について話し合ったことはありますでしょうか?最近ではネットの普及により、性犯罪の低年齢化が問題となっています。そのため、幼児さんの時期から性教育は必要だと言われています。
今、インスタグラムなどのSNSを使っていないお子さんのほうが珍しいくらいではないでしょうか。そのSNSから犯罪に巻き込まれやすいというデータも出ています。
↓下記、学研ネットキッズ抜粋
警察庁が半年ごとに発表している「出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」という調査分析資料があります。
これは、出会い系サイトやコミュニティサイトがきっかけで犯罪被害にあってしまった18歳未満の児童の数や被害内容などをとりまとめた資料です。数字や内容をみていくと、こんなに多くの子どもが犯罪被害にあっているのか……とがく然としてしまいます。
また、コミュニティサイトがきっかけで被害を受けた児童には低年齢層の割合が高く、15歳以下の割合が約5割となっています。
やっかいなことに、SNSでは最初は悪意を隠して子どもに近づき、悩みを聞くなどしてかりそめの信頼関係をつくったうえで、しだいに性的な要求(裸の写真を送らせるなど)をしてくる、というような長期型の犯罪もあります。
そしてこれらのコミュニティサイトに子どもたちがアクセスしている端末は、そう、スマホなのです。被害児童の実に9割がスマホからコミュニティサイトにアクセスしていました。
スマホは幅広い情報への入り口ですが、その情報には児童の心身に被害が及ぶようなものも含まれてしまっているのです。
性犯罪について話し合う機会はあまりないかと思います。講座の中では、保護者同士で話し合う、ワールドカフェの時間も設けております。正解、不正解はありません。同じ年代のお子さんを育てる保護者同士で、我が子を守るために話し合ってみませんか?お問合せ、お申込みは電話またはメールまでお願い致します。詳しくはチラシをご覧ください。