「むにむに」
第520号 ご家庭での学習習慣づくりを!
皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。
新学期がスタートし,通りにも子ども達のにぎやかな声が飛び交うようになりました。
お子様は,良いスタートを切れましたでしょうか?
2学期も,ぜひ頑張って下さい。
この夏休み,当塾では「夏期講習」や「夏合宿」を行いました。
夏期講習では,小学生は毎日3時間(実験工作を含む),中学生は毎日2時間,夏合宿では2日間で5時間の学習を行いました。
シーンと静まり返った中で,皆さんが集中する姿は,本当に素晴らしい限りです。
おかげで,課題が進む,進む!
どの子も,ほとんど課題を仕上げて最終日を終えました。本当に集中した毎日でした。
保護者の方と話していると,次のようなことを時々耳にします。
「うちの子,家では全然勉強しないので困っています」
「まともに勉強しているのは,塾の時間だけです」
「なかなか成績が上がらないんですが,どうしたらいいですか?」
では,一週間の生活時間を振り返ってみましょう。
中学生の場合,部活動も考えると
学校で過ごす時間は,8時~18時まで10時間×週5日で「50時間」。
塾で勉強する時間は,週1回で「2時間」。
残りは家庭で過ごす時間です。何と「116時間」もあります。
週1回,塾で2時間だけ学習して,後は(宿題以外は)何もしない…では,伸びようがありません。
学校の宿題は,最低限の学習です。
「塾に通っているから大丈夫」
なのではなく,本当に伸びるお子様は,自宅での学習を充実させているからなのです。
前号のブログ(519号)でもありましたが,「塾は勉強のきっかけを作る場であり,学習の習慣を身に着けるのはご家庭」です。
「ぜひ,塾でも宿題を出して下さい」
と言われる保護者の方がおられますが,こちらから出した宿題をきちんとしてくるお子様,全く手つかずのお子様と様々な方がおられます。
でも,きちんと宿題をして来られるお子様には,必ず結果が伴ってきます。
高校受験は,あっという間にやって来ます。
中学3年生になって,エンジンをかけようとしても習慣づいていない場合は,なかなか厳しいです。
1年生,2年生の今からぜひ,学習の習慣作りを意識してみて下さい。
ところで,私事で申し訳ありませんが,この度「公認心理師」の試験に合格致しました。
心理職(心理学の知識や技術を用いて,対人援助を行う専門家)の中で,初めての国家資格です。
公認心理師とは,心の問題を抱える人々に対して,心理学の知識と技術をもって解決に向かって支援を行います。
この資格を生かして,発達検査(知能検査)をはじめ,皆様からのご相談や学校等との連携も取らせて頂きます。
また,よろしくお願い致します。