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「むにむに」

第79号 発達障害への理解 ~金沢から発達障害について考えます~

2018年09月29日

皆様、おはようございます。
代表 小坂治美です。

台風24号の接近で、またもや大きな被害が出ないかと、心配する地域の方も多いと思います。
何事もなく、過ぎて行くことを、ただただ、願うばかりです。

さて、先日は、金沢商工会議所で、「社員全員発達凸凹 はたらきやすさって!」と題しまして、講演させていただきました。

その内容は、「発達障害」と初めから分かっていて、雇用した企業でも、雇用後に問題はいろいろあると思います。しかし、本人に発達障害の自覚がなく、普通に雇用してから、「発達障害」あるいは「グレーゾーン」だと分かった場合、当の本人もそうでしょうが、周りにいる人ももちろん、お互いにストレスを感じてしまいます。

何を隠そう、弊社がそのパターンだったのです。

例えば、
・同じことを何回注意されても直らない
・横柄な態度をとってくる。
・忘れることが多く、業務に支障をきたす
などなど、言い出したらキリがないほど、沢山ありました。

この環境の中、いろんな工夫をしながら、社員と向き合ってきました。
そんな体験をもとに、経験から身につけた対応の仕方を図式化して、お話させて頂きました。
 

その対応の1つを簡単に言うと、「なぜ出来ないのか」から、「どうすれば出来るようになるか」
全て、何をすればよいかの考えを底辺に、業務のシステム化を心がけてきました。

個人を責めるのではなく、行動を注意していくことも、とても大切です。

講演終了後、参加者の方々にアンケートを書いて頂きました。
そのコメントは、大変に有難い内容でした。

また、私はこの講演を終えて、改めて発達障害あるいは発達凸凹の名前は知っているものの、その特徴がほとんど理解されてないことを、痛感致しました。

今後も、この活動は継続していきたいと考えております。
早期発見、早期対応する事で、周りとうまく馴染んでいくことは、沢山の方々が証明しております。
 
子供の頃は、ご家族がカバーできても、社会に出ればそれは出来ません。
発達障害あるいは発達凸凹は、治ることはありませんが、環境1つで、得意なことを伸ばすことは、十分に可能です。
 
私共は、いつでもお子様とそのご家族様を応援しております。
 
何か不安を感じましたら、いつでも声をかけてください。

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