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「むにむに」

第80号 発達障害の治療は教育 ~ 金沢から発達障害について考えます ~

2018年10月2日

おはようございます。
親子DE発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の谷口啓子です。

台風24号も過ぎ去り,皆様のところでは無事でしたでしょうか。
被害に遭われた方は,心よりお見舞い申し上げます。

先日,福井大学子どものこころの発達研究センターの杉山登志郎先生の講演「凸凹と共に生きる」を聞いて参りました。
杉山先生は,日本の発達障害の権威で,書籍も多数出版されております。
私達86も、第4の発達障害である「愛着障害」について,先生の著書から学ばせていただいたことが多くあります。

講演は、大変素晴らしい内容でした。
その中で心に残ったことが、
・発達障害は教育を施すことによって,年々良くなっていくこと
・5歳,小学校中学年が大きく成長を見せるところである
ということです。

この話を,お子さまの凸凹に悩みを抱えていらっしゃるお母様にさせて頂きました。
すると「2歳頃からどう接すればよいか全く分からない時期が続いていたが,年中さんあたりから周りの子と同じくらいの様子になった」とおっしゃられました。
こちらのお母様は,お子さまへの関わり方について,ずっと勉強なさっている熱心な方です。

やはり発達障害には、教育による早期対応が必須なのです。杉山先生は,「医療はあくまで側面援助だ」とはっきりとおっしゃいました。
また,「年々悪くなっているようだったら,それはマズい環境にある」ともおっしゃっていました。

保護者の皆さま,お子様の笑顔はご家庭で増えていますか?
学校では楽しく過ごせる時間は増えていますか?

いつでも教育はスタートできます。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

発達障害  学習塾

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