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「むにむに」

第89号 できることに目を向ける! ~金沢から発達障害について考えます~

2018年11月3日

皆様、おはようございます。
代表 小坂治美です。

早いもので11月になり、紅葉狩りが最高の季節となりました。

弊社は、明日から福島県(磐梯山を始め、被災地を巡る)に社員旅行に行きます。
きっと、最高に美しい紅葉が楽しめると思います。

福島県を選んだ理由は、私が起業してから変わらない目標があるからです。
その一つは、被災地を応援することです。
もっとレベルの高い経営ができたならば、寄付もできるのですが、今はまだその余裕もなく、被災地へ出向く事が精一杯です。

毎年、社員旅行は、被災地訪問を意識しております。

さて、この度10/31、北陸放送テレビ 「レオスタ」で、弊社「親子DE発達凸凹学習塾86(はる)」を取材・放映して頂きました。
まだまだ、発達凸凹への認識が低い中、1人でも多くの人に知って頂きたいものです。

前回ブログの「スタッフの娘さんの話」は、かなりの反響がありました。
多分、発達凸凹のお子様を育てている保護者の方々は、「どうして子育てで笑えるのか?」という反応でしょう。

では、こういう考え方ならどうですか?

日本人は、箸を使って食事をします。
でも、日本人の中でも、箸を上手く使えない人もいます。
これは、年齢に関係ありません。

先日、うちに遠方からお客様がお越しくださいました。
その方は、とても料理がお上手で、私も憧れているのですが、驚いたことに、彼女はあまり箸を綺麗に持てなかったのです。
いざ、食事を一緒にする時、「治美さん、私は、箸が上手く持てないので、気分を悪くしたらごめんなさい」から始まりました。

私は、彼女がいつもこうして謝られているのかと思うと、なんとも切なくなりました。

もちろん、その彼女には「気にしなくていいよ。美味しいと思って食べてくれれば、それが一番嬉しいから」と声をかけました。

箸の持ち方が綺麗に越したことはないですが、逆に箸の持ち方を気にし過ぎて、お料理も、その場の雰囲気も壊したのでは、そちらの方が勿体ないです。

発達凸凹のお子様も同じことです。
できないところばかりにスポットを当てるのではなく、できるところも充分に見てあげる事が大切です。

前述のスタッフは、発達凸凹のお孫さんの話を、楽しくみんなに話してくれます。
それを聞いて、私達も大爆笑しております。
環境は、人を大きく育てます。

最後に、今日の写真は、そのスタッフのお孫さんです。
私が、写真を使わせて欲しいと頼みましたら、お母さん(娘さん)から次のようなメールが、届きました。

『発達障害の子をもつ親としては、自分の両親(お爺ちゃん、お婆ちゃん)に「恥ずかしい子ども」と思われるのが一番悲しいことです。
でも、うちの両親は、そのことを理解してくれ、色んなエピソードも笑ってくれて、可愛いがってくれます。それが本当に嬉しいなって思います
家族の理解が一番です』

こんな素晴らしい考え方が増えて欲しいものです。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

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