「むにむに」
第507号 道具を替えることでお悩み解決!
皆様,こんにちは。
学習塾MOYU 塾長の谷口一登です。
金沢市の小中学校は,いよいよ明日が1学期の終業式。
明後日からは,42日間の長い長い夏休みに入ります。
「何をして遊ぼうかな…」「どこに行こうかな…」子ども達の楽しそうな思いが,いっぱい伝わってきます。
でも,勉強も忘れずにね!(笑)
さて,発達凸凹のお子様達は,「手先が不器用」という方が少なくありません。
一番目につくのが,定規で線をかいたり,分度器を使って角度を測ったりする時です。
押さえているはずなのに,すぐにズレてしまい,線はガタガタ,角度は必ず数度違います。
だから,「図形は嫌い!」というお子様が少なくないのです。
そんな時は,ちょっと道具を見直してみましょう。
このシリーズは,定規の裏面にすべり止めがついていて,線をかくときにすべらない!というもの。
試しにかいてみると,本当にピタッと紙に吸い付いたように固定され,動きません。
これはいいです! これだけでもストレス半減です。
こちらは,「くるんパス」。
コンパスで円を描く時は,上のつまみを一度クルッと持ち替えなければなりません。
凸凹のお子様達は,それが本当に苦手!
(コンパスがずれるため)脚を持って回転させるので,だんだん幅が変わってしまい,一周する頃には渦巻のようになってしまいます。
この「くるんパス」は,上のつまみを持ち替えなくても円が描ける工夫がされています。
実際に,塾のお子様でも「くるんパスがいい!」と購入され,使っている方が何人もおられます。
このように,道具ひとつをとっても,今は本当に工夫された物が売られています。
ちょっとした工夫で,上手に作図出来るようになったら,お子様のストレスが減り,自信もつきます。
中には,「苦手だった作図が好きになった!」という子も。
道具を替えてみることで,本当に世界が変わります。
当塾や発達凸凹86(はる)では,このシリーズの定規類を揃えています。
ご希望の方は,いつでもお貸し致しますので,お声かけ下さい。