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「むにむに」

第435号 ペアレントトレーニングについて

皆様、こんにちは。
親子DE発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

明後日は、秋分の日です。
昼と夜の時間が同じになり、季節の移り変わりを感じます。
どうぞ体調には気をつけて、お過ごし下さい。

さて、お子様の指導をする際に、個別の支援計画というものを作成するのですが、その中に「家族支援」という項目があります。
そこでは、「お子様との関わりの中で、適切な関わり方を知る」という項目を書かせて頂いています。

具体的に、お子様との関わり方をお伝えさせて頂く方法の一つとして、「ペアレントトレーニング」を9月16日より、スタートさせて頂きました。

今回は、5名の保護者様方にご参加を頂きました。
セッション1では、「行動を3つに分ける」ことに取り組んでみました。

子どもは、注目を必要としている。注目には「肯定的な注目」と、「否定的な注目」があり、どちらも行動を強め、増やす(注目のパワー)ことができます。

保護者様たちに尋ねてみると、やはり否定的な注目が多い事が分かりました。
そう言う私も子育てをしていた頃、息子たちにぶつぶつと嫌な注目をしていたなぁ、と反省しています。
同じ注目を与えるのであれば、悪い注目ではなく、良い注目で、自己肯定感を上げていくことも子育て真っ最中の皆様には大切です。
保護者様も、お子様も変わることが出来るチャンス到来!と言うことです。

注目について、やり取りのパターンは学習されたもので、学び直すことが出来るということも分かってきました。

その方法として、行動を3つに分ける。
(1)好ましい行動(あなたが好きな、もっと目にしたいと思うもの)
(2)好ましくない行動(あなたが嫌いな、して欲しくないと思うもの→待つ、無視する)
(3)危険・許し難い行動(無くしたいと思う行動→制限する)
これらを実際に参加者の皆様に考えて頂きました。
(1)と(2)の比率として、3対7という結果になりました。
この比率が、好ましい行動が3以上に増えていくと嬉しいです。

ペアレントトレーニングが終わった後、保護者様から色んな質問を頂きました。
具体的にお子様の様子をお聞きし、対応方法をお伝えさせて頂くことが出来ました。

今後も86(はる)では、ペアレントトレーニングを開催させて頂きます。
受講をご希望の方は、こちらから是非お尋ね下さい。
お待ちしております。

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