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「むにむに」

第379号 マルトリートメントについて

皆様、こんにちは。
親子DE発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

季節的には三寒四温ですが、今回の雪には「もう!いらないって」と言いたくなりました。皆さまご無事でお過ごしでしょうか?
3月に入っても雪は降る事があります。どうぞ気をつけてお過ごし下さい。

さて皆様は「マルトリートメント」という言葉をご存知でしょうか?
mal(悪い、悪く)
treatment(扱い)=不適切な養育、関わり

ではこの不適切な関わりとはどういうものか、探っていきます。

親が子に対して行ってしまう傾向がある代表的なものが次の5つです。

①心理的マルトリートメント → 兄弟間で比較する、人格を否定する様な事を言う

②面前DV(心理的マルトリートメント)→ 子どもの前で喧嘩をする、家族に対して暴力を振るうDV

③身体的マルトリートメント →  躾のためたたく(手加減している場合も含む)など

④ネグレクト →  忙しくて、子どもの声を無視する。短時間でも家や車の中に放置する。体調を崩しても病院に連れて行かない。

⑤性的マルトリートメント →  子どもが嫌がるのにお風呂に一緒に入るなど

「虐待は自分に関係ない!」そう思っている人が多いはずです。
例えば、大声で子どもを叱ったり、躾の一環として、手加減をして叩いたりする事はありませんか?

ここで気を付けたいのが、「子どもの心は傷ついている」という事です。
大切なのは親の意図ではなく,子どもの心の状態なのです。

昭和の時代に生まれ、育ってきた私は,マルトリートメントのマの字も知らない世代に育てられました。
思い当たる事が沢山あります。

子どもの脳が傷つくと,気になる行動が現れてきます。

しかし、親子の繋がりを作るのに遅すぎることは有りません。
少し対応を変えるだけで、親子関係は改善され、子どもの脳はすくすく育ちます。

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