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「むにむに」

第364号 親も子も幸せになる子育てについて(1)

皆様、あけましておめでとうございます。
親子DE発達凸凹86(はる)児発管の四登です。

2021年がスタートして一週間が経ちました。
昨年末には寒波に見舞われ、親しい方たちとオンラインで新年を迎えられた方も多かったのではないでしょうか?
また,今季最大限の寒波が襲来しています。皆様どうぞ気をつけてお過ごしください。

お正月のお休みに,千代田区立麹町中学校長 工藤勇一氏が書かれた「子どもが生きる力をつけるために親ができること」という本に出会いました。

生まれたばかりの赤ちゃんは,いろんな事に興味津々でとても主体的です。
しかし、幼稚園,保育園,小学校に進んでいくと,次第に「大人の言うことを聞く良い子」という価値観が大きくなり、子どもは主体性を失っていくことが分かりました。

その中で、生きにくさを抱えているお子様のご家族が,ご自分の子どもが心配なあまり、この様な説明をします。
「この子は人とのコミュニケーションを取ることが苦手で…」

そうすると、お子さま自身の中にその言葉が刷り込まれていき、「自分はコミュニケーション能力が人と比べて低い」と認識してしまうのです。
大抵の場合、コミュニケーション能力が低いというお子様は、「同世代の方とのコミュニケーションが苦手という事が多く、大人が相手であればあまり問題が無い」と言うことが分かってきました。

私たちが目指したいのは、「親も子どもも幸せになる」という子育てです。

立派な親でなくてもいいのです。
(あなたを誰より大切に思っているよ)と心で思えたらOKだと言うことに気付かされました。
今まで、常識と思っていた事を吟味し,親子関係を見直す事で生きやすくなるということを改めて考えさせられました。

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