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「むにむに」

第289号双方向だから出来ること～金沢発発達障害・グレーゾーンの学習塾～

2020年06月9日

学習の様子

皆様，こんにちは。
学習塾ＭＯＹＵ・発達凸凹学習塾86（はる）塾長の谷口一登です。

当塾では，保護者の方々からオンライン授業の継続を希望される声があり，現在「小学校５年生」「中学校３年生」で週に１回行っております。

オンライン授業を受講頂いた多くの保護者の方から，
「（休校中に）予習することの大切さが，本当によく分かりました」
「子どもが，自信をもって学校に行けるのも，授業が分かるからです」
といったご感想を頂きました。
お子様が，自信をもって授業に取り組める… こんな素晴らしいことはありません。

先日のオンライン授業での出来事です。

この日は小学校５年生コースで，「小数の倍」という単元を進める予定でした。
特にこの単元は，「単位量あたり」「割合」といった難しい単元への導入となる大切な箇所です。
当然，ここに入るには，四則計算などの計算の基礎がしっかりと出来なければいけません。

「さあ，今日は難しい単元に入ります。がんばろうね！」
と授業をスタートしたのですが，前回の復習（小数のわり算）で，皆さん困っている様子が伺えました。
そこで，お子様達に
「新しい単元に入りますか？それとも，小数のわり算の復習をもう少ししますか？」
と尋ねたところ，全員一致でわり算の復習に決定！
小数のわり算は，小数点の移動をしたり，わり進んだり，余りを出したり，上から○桁の概数にしたり…と，なかなかハードルの高い単元です。
こんがらがるのも，無理はありません。

ここで，予定通り次の単元に進むのもひとつですが，お子様の現状と思いを知って内容を変えていく。これが双方向でやり取りできるメリットだと思います。
今，困っている箇所に立ち返り，学習の補完をしていくこと。これもお子様の自信につながる一歩になると考えます。

一人ひとりのお子様に寄り添い，その子の自己肯定感を高めること… これが，当塾の目指す教育です。
これからも，頑張って参ります。
現在，他学年の開講も準備しております。ご希望がありましたら，お気軽にお問合せ下さい。