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「むにむに」

第278号「学びたい」という思い～金沢発発達障害・グレーゾーンの学習塾～

2020年04月28日

学習の様子

皆様，こんにちは。
学習塾MOYU・発達凸凹学習塾86（はる）塾長の谷口一登です。

石川県から緊急事態宣言が出され，当塾が休業して早１週間。ニュースを見ても，一向に収束する様子が見られません。
ステイホーム週間の間に，少しでも回復の兆しが見えてくることを切に願います。

さて，当塾では４月２１日（火）から毎日，「オンライン授業」を行っております。
これは，「学校が休校の間，算数・数学の先取り学習（予習）をして欲しい！」と保護者の方々から頂いたお声に応えてスタートしたものです。
その需要は高く，事実，ＳＮＳで募集を出したところ，開始２時間で小学校２年～中学校３年のコースがほぼ定員に達しました。これは，保護者の方々が，お子様の学習に対して危機感を抱いていることの他なりません。
すぐ近くの校区のお子様から，遠くは小松市，白山市，かほく市といった県内他郡市や富山県からの受講申込を頂きました。本当に，ありがたい限りです。
ＧＷ明けまで，オンライン授業は無料にて提供させて頂いております。

さて，オンライン授業を通して，次のことが見えてきました。

１）お子様は，本当に学習をしたがっている
どの学年コースのお子様も，本当に受講態度が真面目です。そして，こちらの問いかけにも一生懸
命に答えようとしてくれます。
そして，保護者の方から「うちの子，普段全然勉強しないのですが，これ（オンライン授業）が終
わった後は，自分から残ったプリントをしていました。こんなことは，今までありませんでした。」
というお声も頂いております。
やはり，「学びたい」という思いが，子ども達の原動力になっているのだな…と思いました。

２）距離を超えてのやり取り可能
物理的な距離があるため，通塾は難しい…という方もおられますが，今回のオンライン授業では，
その懸念も払拭できました。県外の子とも，市外の子とも同時に学習できるスタイルは，今後の教育
にも一石を投じるものだと思いました。

３）ツールが変わっただけで，授業の本質は同じ
ＺＯＯＭというアプリを使ったオンライン授業ですが，ツールは変われど，授業のスタイルは対面
で行う場合と全く本質は変わっていません。学習の「目当て」があり，問題を投げかけ，意見を聞き
合い，皆で解決していく…という学習スタイルは，道具が変わっただけで，本質は同じです。
年々アプリも改良され，特別な知識や技能がなければ繋げない…ということも無くなりました。

当塾では，可能な限り今後もオンライン授業を続け，子ども達に「学びの場」を提供し続けます。
お問合せも，こちらより随時受け付けております。