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「むにむに」

第162号 ”怒り”に隠れる本当の感情に気づく ~金沢から発達障害について考えます~

皆様、おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の中村百香です。

明日は七夕。当塾でも笹に願い事を書いて飾ります。
楽しい内容を用意し、たくさんの人にお越し頂ければと思っております。
 
さて、先日受講しました、一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会の「アンガーマネジメントファシリテーター養成講座」に無事合格致しました。今後、他の講座も受講し、より知識を深め、皆様と共有できたらと思っております。

6月29日の記事で、「アンガーマネジメントの立場からみる、子育て中の大切なポイント」についてお話ししました。
今回は、もう一つ大切なポイントをお話ししたいと思います。

それは、“怒り“の感情には、必ず“寂しい““悲しい“”つらい“などといった、他の感情が隠れているということです。“怒り“という感情だけが生まれることは、決して無いのです。

発達凸凹のあるお子さんは、感情のコントロールをすることが苦手なお子さんが多いです。その中でも“怒り“という感情は一番表現しやすい感情なので、お子さんの“怒り“の感情にお困りの保護者の方も多いのではないでしょうか?
そのような行動が続くと、「なんでそんなに怒るの!?」「怒っている理由を言ってよ!」と、保護者の方もイライラして疲れてしまいますよね。

そのような時、少し客観的になって『この子の“怒り“に隠れている本当の感情は何だろう?』と考えられるといいかもしれません。
そうすることによって、「〇〇だったのが悲しかったんだな」と、お子さんの本当の気持ちに気付けるかもしれませんね。
 
発達凸凹学習塾86では、保護者の方向けに「ペアレントトレーニング」というレッスンも行っております。
お子さんの発達に心配があったり、子育てに悩まれたりしている保護者の方の為のコースです。ペアレントトレーニングを受けることによって、良好な親子関係が築けるようになりますよ!
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

どうぞ、保護者の方が考えを広げ、お子さんを受け入れてもらえたなら、笑顔いっぱいの「むにむに」が生まれるでしょう。
たくさんの「むにむに」が生まれるように、私共も頑張ります。

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