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「むにむに」

第150号 メタ認知を高めよう ~金沢から発達障害について考えます~

2019年06月15日

皆様、おはようございます。
発達凸凹学習塾86(はる)担当講師の中村百香です。
今月から、当塾の担当講師をさせて頂くことになりました。

私は今まで、保育園に5年間勤めて参りました。この間、様々なお子様や保護者様と接し、たくさんのことを学ばせて頂きました。
学んだことを少しでも多く、皆様と共有できればと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。

さて、皆様は、「メタ認知」という言葉をご存知ですか?
メタ認知とは、「自分の認知活動(知覚、記憶、思考など)を客観的に認識すること」です。つまり「認知の認知」ということになります。
この「メタ認知」こそが、凸凹のあるお子様にとって大切なのです!

凸凹のある子は、成長していくにつれて自分のできないことに気がついていき、「どうして自分はできないのだろう」と、劣等感から不登校になるケースが増えています。
しかし、そこでメタ認知が高いお子様は「じゃあ、どのようにしたら自分はできるようになるかな?」と考え行動し、自立していくことができるのです。
 
お子様のメタ認知を高めるには、保護者様のサポートが必要不可欠です。
お子様を受け身のままにするのではなく、自分で考えて積極的に行動できるよう、保護者様がサポートしてあげて下さい。
具体的には、会話の中から自分で考える習慣をつけると効果的です。普段の何気ない会話の中でも「なぜ?」「どうして?」と子どもなりに考えるように促してみて下さい。
そして、お子様の方から質問があった時には、すぐに答えを教えず、調べる方法を考えさせるようにしましょう。
分からない言葉や漢字なども「どうやって調べてみる?」と聞いてみて、その調べ方も子どもに提案してもらうとよいですね。
たくさん褒めて、自己肯定感もたくさん伸ばしていきましょう。

お子さんのメタ認知を高めて、今、世界中で必要とされている【自分で考えて行動できる人】の成長へと繋げていけるとよいですね。

86(はる)でも、保護者の皆様と一緒に、お子さんの自己肯定感を伸ばし、メタ認知も高めていきたいと思っております。

 

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