Blog あきらめるブログ
「むにむに」

第390号 ASDこそ早期対応を

2021年03月23日

 

皆様,こんにちは。
学習塾MOYU・親子DE発達凸凹86(はる)児童指導員の谷口啓子です。

 

発達障害は,その状態が100人いれば100通りで,一見どこに困り感があるのかわからないと思われることがよくあります。

その中でも,ASDのお子様は「わがまま」と捉えられることが多く,それが生まれながらに持っている特性から来ているものだと気付かれにくいです。

たとえば,こだわりが強かったり,見通しが持てないと極度に不安になったり,また物事をストレートに伝えてしまったり。。。

「そんな人はどこにでもいる」かもしれません。しかし,特性でその行動が現れているとしたら,本人一人の努力では改善できません。「周りができることがなぜ,自分は簡単にできないのだろう?」とそのお子様が人知れず悩むばかりです。

まして,学力に遅れが無い場合は,「付き合いにくい子」と思われて見過ごされてしまうこと多々あります。

 

私自身ASDの傾向が強く,コミュニケーションにおいて大変苦労をしてきました。ありがたいことに,今の会社で,徹底的に人との関わり方を学ばせていただくことで,少しずつ関わることが怖くなくなっています。もちろん今でも日々勉強です。

世の中にはコミュニケーション力を自然と身に付けていく方もいらっしゃいますが,特性があるがために「学ぶことで身に付ける」ことができるタイプもいるのです。

 

幼いうちから,「ちょっと気になる行動がある,ASDかもしれない」そう感じられたときが,学び=療育をスタートするチャンスです。幼児期からソーシャルスキルトレーニングを重ねていくことで,その年齢で求められる行動を獲得できる可能性は高いです。

もちろん,小学生中学生からスタートしても遅いことはありません。私のように,大人になってから「変わりたい」と思えば変わることができるのですから。お子様の特性でお困りの保護者様は、お気軽にご相談下さいね。

 

 

 

 

「全集中トレーニング(運動プログラム)」の様子です!

お気軽にご相談・
お問い合わせください

Homeあきらめるブログ「むにむに」第390号 ASDこそ早期対応を