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「むにむに」

第621号 英語でお店屋さんごっこ

皆さん、こんにちは。学習塾MOYUの伊藤です。

 

先日、英語の時間にお店屋さんごっこをしました。ごっこ遊びは学年が上がるとする機会がめっきり減ってしまいますが、子どもたちはお店屋さんごっこが大好きです。

この日はフルーツショップの設定で店頭には

grapes,bananas,strawberris,oranges,kiwifruitsがきれいに並べられました。

2点取り入れた事は、まずtwo hundred(200)、three hundred(300)~nine hundred(900)

と値段を英語で言うこと、

Hello 、How much?、 Here you are、 Thank you、 See you. など簡単なやりとりも

英語で言うことです。

 

2点目は所持金は100円玉5枚、500円玉1枚の合計1000円として硬貨の出し方も

考えなければいけません。

お金を手にすると子ども達の目が輝きます(たとえ、紙のお金でも)

 

この日の4人は初めてにも関わらず英語でのやりとりとお金の受け渡しも上手にできました。600円を「ロクhundred」と言ってしまった子に「six hundredだよ」と教えてくれる子もいました。

 

 

 

さて、6年生のKちゃんは面白い発想ができるお子さんです。

そして細かいところにもとても気が利くのです。

お買い物ボードがなくて困っている子にさっとボードを取ってきてあげたり、ポロポロ

落としてしまったフルーツを拾ってあげたりとKちゃんの気遣いで助かることが多々あります。

お店屋さん役になったKちゃんは本領発揮しました。

 

客:「How much?」

Kちゃん(以下K):「six hundredです~。サービスです、これとこれです。」

客:(サービスの言葉を聞き逃して)「金、足りないです。」←この子もいい味出してます。

K::「600円で大丈夫です。サービスなんで…

  これは賞味期限ないので全部あげます。

  賞味期限、あしたなんでどうせ捨てるんで全部あげます。」

客:「・・・(無言だが笑ってる)」

K:「Thank you,~、See you~、Bye~!」

 

どうでしょう? 

すごいスピード感。きっぷの良さ。近江町市場のお姉さん顔負けです。

また来店したくなります。

 

きっと普段の生活の中でもお家でお手伝いをしたり、スーパーに買い物に行っても

いろいろなものを見たり、聞いたり、触ったりしてアンテナを立てているのでしょうね。

Kちゃんのおかあさんも「そこ行っちゃダメ、それ触っちゃダメ」は通り過ぎて、見守ってあげているのでしょう。

邪心のない真っすぐなところがKちゃんの魅力です。

 

今回はKちゃんの素晴らしいアドリブ力を取り上げましたが、日々学モユの子ども達は 面白い発言をしたり、思いがけない発想をしたりとトピックスが絶えません。

心温まるできごとや場面をこれからもご紹介していきます。

 

学習塾とは学習面の指導ですが、学習塾MOYUは違います。

2時間の中に軽食タイム・学習・おやつ・MOYUトレ・英語を取り入れています。

 

2時間もいると色々な場面で学習以外のお子さんの姿を垣間見ることができます。

軽食時に皆にお茶を入れてくれる子もいます。

軽食後に流し台で食器に水を入れて洗いやすいようにまとめてくれる子もいます。

机の上の消しゴムのカスを掃除してから帰る子もいます。

 

今回のKちゃんは英語の時間にキラリと光りました。

お子さんがキラリと光る場面があるのです。

そこでキラッと光るところをキャッチするのが私たちの役割です。 

 

2時間過ごす時間がお子さんにとって居心地がよく、自分の存在を認めてもらえ、

他の子も認めてあげられて「今日も楽しかったー」と帰ってもらえる塾でありたいです。

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